とても仲の良かったお酒とお別れをして、かれこれ1年2ヶ月になりました。
それまで、妊娠~授乳期間を除いてはほぼ毎日。
昼間の飲酒は飲まない派でしたが、19時になると「お疲れ~!」でビールとワインが日課でした。
一昨年秋に病気をし入院をしたけれど、入院中もお酒をやめるなんてことは全く考えていませんでした。
でも、いざ退院してしばらくたってみてもお酒を飲みたいという気持ちになることがなく、むしろ「お酒を飲むと頭が痛くなる」という恐怖心が先行してしまいました。
今でもそのイメージはとれることがなく、昨年秋に出席した披露宴では大好きなシャンパンを断ってジンジャーエールにしたことは自分でも驚きでした!
私ってやればできるじゃない!!なんて嬉しくもなったりして(笑)
もう、それなら生きている限り体内に一滴もお酒を入れたくない=断酒、という思いにたどり着きました。
お酒をやめたことで大きな発見がありました。
一番大きかったことは、「翌朝起きられるか」という不安がなくなったこと。
特に予定がある時はビシッと起きられるようになり、いつも頭がクリアでいられること。
そして、10年近くヨーガを学んでいる中でいつも飲酒のことが引っかかっていたような気がします。
ヨーガでは飲酒はお勧めされていません。
アーユルヴェーダでは私は「ピッタ」という体質で、身体の中に熱をためやすく、炎症を起こしやすいそうです。
その点でも飲酒はこの体質をあおってしまうのでネックになっていました。
いつもどこか罪悪感をもっていて、変わりたい自分と変われない自分にもがいていたような気がします。
でも、飲酒をやめたことでその不安や心のつかえが取れて、私自身が正々堂々とヨーガに向き合えるようになったと思っています。
そう思うと私にとって飲酒ってなんだったんだろうな、って考えます。
飲まな損。
飲まなきゃ楽しくない。
飲まなやってられない。
どこかで気持ちの解消のために飲んでいるんだけど、飲むことによってまた別の不安な気持ちも生まれ、結局は空回りしてたんじゃないかと。
もちろんお酒の味も好きなんだけど、「お酒を味わいたい」って思うよりも、お酒で解消されるという「思い込み」と「執着心」で飲酒をしていたんだということに気づいてしまいました。
執着心、ってお酒に限らず何でも誰にでもあると思います。
お酒、たばこ、甘いもの、、
ヨーガで「手放す」って言われることは、お酒や飲酒を手放すことではなく、私の「思い込み」「執着心」を手放すことなんじゃないかと思います。
お酒はたしなむ程度が一番だよ。
なんていうけど、本当にそんな程度でやめられる人いるのかな??(笑)
美味しくて、その場が楽しかったら気が付けば気分もハイテンション♪
それだけならいいんだけどね、、、
今の私はノンアルコールビールで十分お酒の場でも楽しめてるのでよしとしときます。