少し私の話を。
去年の9月に肺の手術をしました。
肺腺癌(はいせんがん)で右肺の三分の1を切除しました。
一昨年秋から2ヶ月入院をし、やっと日常生活に戻りつつの出来事に、昨年の夏はどん底でした。
肺腺癌のことは今まで家族以外は殆ど話しませんでした。
手術がなかったら誰にも話したくないとも思っていました。
ちょうど一年が経って、先日の検査で肺の経過、転移もなく、今は心も体も元気になりました。
そして、少し私の経験を伝えてみたいと思いました。
術後は私がヨガのクラスをして良いのだろうか?と考えた時もありましたが、二度の病気、手術をしたお陰で一番ヨーガを学んできて良かったと実感しました。
ベットの上で両腕を上げて大きく深呼吸をしたとき。
術後、呼吸の浅さにパニックになりそうになった時にゆっくり呼吸を整えられたこと。
呼吸を整え、気持ちを落ち着かせることは入院生活でとても大事なことでした。
医療の中にもっとヨーガがあったらいいな。
病気になった時だけではなく、健康な人にも、予防医学としても、誰でもどんな状態でもヨーガができたらいいな。
私が経験したこと感じたことが、今学んでいるマルマヨーガやヨーガセラピーを通して、お役に立てれたら嬉しいです。